スムーズな解体

東日本大震災の大津波の影響に新潟の原子力発電所が大きな被害を被り、廃炉にすることが決定しています。全国でも老朽化した原子力発電所は順次廃炉されていくことになります。原子力発電所の解体工事は廃炉作業に引き続いて行われることになります。原子力建屋は通常の建物よりも何倍も丈夫に作ってあるので解体工事も大変です。使用している鉄筋の太さもコンクリートの厚みも他の建物とは比べものになりません。現在は放射能の問題で福島原子力発電所は廃炉作業と地下の排水の問題に集中していますが、やがて具体的な解体工事を実施しなければならなくなります。福島の原子力発電所は爆発の影響で天井の部分が吹き飛ばされていますので解体においてはその分少なくて済みます。

解体工事の技術が進展していることは事実です。超高層ビルディングにも更新期を迎えているものが出てきており、すでに解体に取り掛かっている建物も出てきております。通常の解体方法の他に下から解体する等の技術的な工夫がされています。しかしながら原子力建屋ほど頑丈に建設した建物は他にはありませんから、頑丈な建物をどうすれば効率的に安全で費用を節減して出来るかは大きなテーマになります。人力には限りがあるので出来るだけ機械の力を借りて解体工事を行う必要があります。海外では解体工事にダイナマイトを使用する場合がありますので、解体場所が発電所の敷地内で回りに他に稼働している建物が無いことを前提に日本でも採用できないかと検討することも必要ではないかと思われます。


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